工業高校卒で大手への転職を成功させた方法【実体験踏まえて解説】

工業高校卒で大手への転職を成功させた方法【実体験踏まえて解説】

工業高校卒で、大手へ転職したいという方は多いではないでしょうか?

卒業して10年以上勤めているが、思ったより収入が上がらない。転職したいが高卒のため、良い転職先かみつからないのでは、みたいな悩みを抱えている方も多いと思います。

わたし自身も、転職する5年前までは同じ悩みを抱えていました。

この記事では、工業高校卒で大手へ転職した方法を実体験を、もとに解説していきます。

  

悩み

工業高校卒で大手に転職できるの?

高卒で大手に転職できるのか?

工業高校卒で大手に転職は可能です。

なぜなら、私が工業高校卒で大手に転職できたからです。

私は工業高校卒で、フリーターから2度の転職を経て現在大手製造メーカーのプラントエンジニアとして、働いております。

ただ、大卒者が有利という現状は変わりません。但し転職活動をしっかり行えば、十分に可能性はあります。

本ブログでは、転職した実体験を基に、徹底解説いたします。

じろう
じろう

2回の転職実績から転職初めての方にもわかりやすく解説いたします。

工業高校卒で大手へ転職するために必要なこと

工業高校卒で大手へ転職するために必要なことそれは、実務経験です。

なぜなら、中途採用を募集している企業では、即戦力が欲しいからです。

例えば、企業の書類選考で業務の経験年数が同じであれば、工業高校卒と大卒では、大卒が有利です。
しかし、工業高校卒の方が実務経験が豊富で、業務に必要と判断されれば、工業高校卒者が選ばれる可能性があがります。

私が転職できたのも、実務経験と業務マッチした技量があると判断されたからだそうです。
企業側のニーズと合致すれば、工業高校卒でも十分に転職可能だと実感しました。

じろう
じろう

中途採用では、学歴よりも実務経験が重視されるケースが多いため、工業高校卒でも十分チャンスがあります。

工業高校卒でも転職しやすい職種を理解しよう

まず工業高校卒でも転職しやすい職種を理解しよう。

私がオススメする職種は以下の2つになります。特にこの2つについては、実務経験を重視する傾向にありますので、工業高卒の方にも大手へ転職のチャンスがあります。

①工業高校卒で大手に転職しやすい職種1:施工管理

まず一番目は施工管理です。建設業などの工事の管理などをする仕事です。高卒者に施工管理がお勧めの理由は以下になります。

・人材不足で求人が多い

現在施工管理者は、危機的な人材不足です。そのため、求人も多いため、高卒者でも転職しやすく、また実務経験も積みやすいです。

・実務経験重視

施工管理では、人材不足により企業側が即戦力を求める傾向にあります。そのため、実務経験を重視しているおり、高卒でも大手への転職の可能性が高くなるからです。

・色々な業種が選べる

ひとくくりに施工管理と言っても、いろいろな業種があります。機械を据え付ける施工管理だったり、電気工事、プラント工事、建築の施工管理だったりと多種多様です。そのため、自分の興味のある業界を選ぶこともできます。

こんな人にオススメ
・人とのコミュニケーションが好き

・デスクワークが苦手

・いろいろな場所(現場)で仕事がしたい

・残業が気にならない

・もの作りが好き

じろう
じろう

施工管理は年収も高い傾向にあります。私も施工管理の仕事に際には、年収が上がりました。

②工業高校卒で大手に転職しやすい職種2:エンジニア

2番目はエンジニアです。エンジニアといっても色々ありますが、ITエンジニアや設計エンジニアです。ITエンジニアはプログラミングなどを行うエンジニアで近年注目されています。

設計エンジニアは、機械や建築などの設計を行う仕事です。私自身も機械設計エンジニアとして大手に転職致しました。高卒者にエンジニアがお勧めの理由は以下になります。

・人材不足で求人が多い

施工管理と同様に、人材が不足しております。そのため、求人も多いため、高卒者でも転職しやすく、また実務経験も積みやすいです。私も人材不足については現場で肌で感じております。

・実務経験重視

こちらも施工管理と同様に基本的にはどのエンジニアでも、実務経験を重視している会社が多いです。そのため大手でも高卒で転職は可能です。やはり、人材不足により即戦力を求めている企業が多いと感じます。

エンジニアになる上で、その職種の実務経験はもちらんですが、プログラミングを習得しているとすごい武器になります。特に中途採用では、新卒者の人達が経験していないことなどを習得していると重宝されます。転職してからの自分のポジションを確立しやすくなります。

こんな人にオススメ
・デスクワークが好き

・計算が得意

・パソコンの作業が得意または苦にならない

・コツコツした作業が得意

じろう
じろう

私自身エンジニアとして働いていますが、人材不足を実感しており、即戦力がほしい。求人も多いのでオススメです。

転職活動開始

まずは転職をするためには、転職活動をはじめなければなりません。

そこで、まず行うのが、自分が転職したい業界の求人情報の確認を行いましょう。

自分が転職したい業界にどれぐらいの求人数があって、どのような会社が中途採用を行っているかを理解することは、今後の転職活動において重要です。

体験談

私も転職活動を、始める前は、どのような会社が中途採用を行っているか、知りませんでした。

転職サイトに登録して、求人情報を確認した時その数に驚きました。自分が想像していた以上に求人数があったためです。

じろう
じろう

まずは、求人をチェックしてみよう。自分が想像していた以上に求人があるかも。

求人情報を確認する方法

求人情報を確認するには大きく分けて、3種類あります。

・ハローワーク

・転職サイトへ登録

・企業のホームページから直接申し込む

それぞれの特徴を解説します。

ハローワーク

いわずと知れた職業安定所で、昔から多くのひとが、就職や転職に利用しています。私も一度目の転職の際には、何度も利用しました。インターネットから求人を探すこともできます。面接などの企業との間を取り持ってくれて、非常に利用しやすかったです。

ハローワークで転職活動を行うことにはいくつかのメリットがあります。以下にいくつかの主要なメリットを解説します。

求人情報の提供

ハローワークは、多くの求人情報を提供しています。各地域の求人情報を収集し、求職者に提供することで、転職活動を助けます。また、非公開求人情報や特定の産業に特化した求人情報も提供されることがあります。

雇用保険の利用

ハローワークで転職活動を行う場合、雇用保険に加入している場合は、失業給付を受けることができます。これは、一時的な失業や職場の不安定性に備えるための重要なメリットです。

キャリアカウンセリング

ハローワークでは、求職者に対してキャリアカウンセリングを行うことがあります。自分のスキルや職業選択についてアドバイスを受けることで、転職活動の方向性を見つけやすくなります。

面接対策と履歴書の支援

ハローワークは、面接対策や履歴書の書き方についてのアドバイスも提供しています。これにより、求職者は自己アピールを強化し、転職成功のチャンスを高めることができます。

転職サイトへ登録

リクナビやエン転職など、大手転職サイトへ登録して、インターネットを利用して求人を閲覧できます。利点としては、インターネットから簡単に自分の興味のある職種や地域などから検索できることです。

また、スマホのアプリもあるため、簡単に利用できるのも魅力です。私は、リクナビ、エン転職、doda(デューダ)に登録しています。

転職サイトを利用することには、多くのメリットがあります。以下は、転職サイトを使った転職活動の主要なメリットを解説します。

幅広い求人情報へのアクセス

転職サイトは、多くの企業や業界からの求人情報を集約して提供しています。これにより、さまざまな仕事の選択肢が広がり、自分に合った職場や職種を見つけやすくなります。

オンライン応募の簡便

転職サイトでは、オンラインで履歴書や職務経歴書をアップロードし、簡単に求人に応募できます。郵送や手書きの応募書類を用意する手間が省けます。

キャリアアドバイスと支援

転職サイトは、キャリアカウンセリングや転職アドバイスを提供することがあります。職業コンサルタントやキャリアアドバイザーから専門的なサポートを受けることができます。

企業へ直接申し込む

企業のホームページに直接アクセスして、ホームページの求人欄から直接申し込む方法です。あと、転職フェスなどに参加して、企業のブースで直接申し込む事も可能です。

転職活動で企業へ直接申し込む方法にはいくつかのメリットがあります。以下にその主要なメリットを解説します。

ターゲット企業へのアプローチ

直接申し込む方法を選ぶことで、自分が興味を持つ特定の企業に焦点を当てることができます。これにより、自分のキャリア目標や志向に合った企業にアプローチでき、自分の仕事に対するビジョンに近い職場を見つけやすくなります。

非公開求人へのアクセス

企業へ直接応募する場合、その企業が公に求人情報を出さない場合でも、自分のアプローチが可能です。非公開求人は、転職サイトや求人広告には掲載されていないことが多いため、直接申し込むことで新たな機会を見つけることができます。

転職サイトへの登録がオススメ

私のオススメは、やはり転職サイトへの登録です。

大手の転職サイトなら、スマホのアプリから簡単に、登録閲覧することが可能です。そのため隙間時間などに求人の確認ができます。
また、スカウト機能などがあるため、自分の経歴に気になる会社があればスカウトされることもあります。

更に、転職エージェントに、登録すると転職サイトでは、非公開であった求人など閲覧できたり、転職アドバイザーに転職についての相談や面接や履歴書の添削なども行ってもらえますので転職のチャンスは広がります。

私は、この方法で転職することができました。

じろう
じろう

ほとんど無料で使用できて、簡単に登録できるので、とりあえず転職サイトに登録しよう。

自己分析

自己分析は転職活動において非常に重要なステップであり、転職理由、志望動機、自己PRの明確化に役立ちます

また、自己分析を通じて自分の軸や志向性を明らかにすることで、企業選びの目線がクリアになり、内定を受けるかどうかの判断基準にもなります。

自己分析のプロセスは以下のように進められます。

転職して実現したいことを明確にする

出来るだけ転職の動機をポジティブな面から考えましょう

人間関係など、マイナス面から転職を考えるのではなく、スキルアップしたいなど、転職して実現したいことを考えましょう。

目指したいキャリアやそれを実現するための仕事内容、企業の特定に役立ちます。

自分のキャリアと経験を振り返る

これまでの仕事経験、得意なこと、達成したこと、得たスキルなどを振り返り、自分の強みや弱みを明確にしましょう。

出来るだけ、やってきた仕事内容、使えるスキルなどは細かく洗い出しましょう。

自分が重要ではないと思っていたスキルが以外と重宝される可能性もあります。

将来身に付けたいスキルややりたいことを考える

自分が将来どのようなスキルを身につけたいのか、どのような仕事をしたいのかを考え、それに基づいて企業を選びます 。

履歴書の自己PRにも、記載することによって自分の将来像が相手にも伝わるため、好印象を与えることができます。

じろう
じろう

自己分析は超重要。一度、今までの経験を見直すことで、気づかなかった自分のスキルや経験などを見つけることができます。

転職したい企業の選定

次は、転職したい企業の選定を行いましょう。

自己分析で、分析した結果を基に、求人情報の収集と分析を行います。

転職サイトから自分が転職したい大手企業の求人があるか確認

自分が転職したい企業があれば、とりあえずその企業の求人があるか確認しましょう。

転職したい企業がなければ、自己分析で明らかにした、将来身につけたいスキルが身につく企業などを探してみるのがいいです。

体験談

プラントエンジニアとしての目標がありました。その目標が達成できる企業を中心に企業選びを行いました。

複数の企業を選ぶ

自分の希望の会社が複数あれば、転職できる確率は上がります。できるだけ複数の会社を選ぶようにしましょう。

体験談

わたしも会社選びで複数の会社を選びました。根気よく探すと自分の条件にあった会社が複数見つかりました。

各企業の優先順位をつける。

転職したい企業を選んだら、各企業の求人の条件や勤務地、給料など多角的な視点から、各会社の優先順位をつけましょう。


優先順位をつけることで、自分が転職したい企業が明確になります。

体験談

わたしは、この優先順位でかなり悩みました。勤務地や給料、仕事内容などですべて希望にそう企業が無かったからです。

わたしは仕事内容を優先して最終的に優先順位をつけました。

じろう
じろう

自分の将来の姿を、想像しながら転職したい企業を探しましょう。

ここで要注意

企業の求人欄をみて、大卒以上と書かれていても諦める必要はありません。
学歴だけで判断されない場合もあるからです。

なぜなら、わたしの場合も学歴を満たしていませんでしたが、転職した企業を含め数社に書類選考を突破しました。

転職エージェントからも、企業のニーズにあっていれば、学歴で判断されない場合があると聞いていたので応募しました。

もちろん学歴で、断られる可能性もありますが、とりあえず応募してみる価値はあります。

企業が求めている人材分析

転職したい企業が決まったら、各企業の求めている人材を、優先順位毎に分析を行います。

企業研究

各企業の公式サイトやSNSをチェックし、ビジョン、文化、最新の動向を理解しましょう。企業の理念や社風は、自分が働く環境を決める重要な要素になります。

次に、従業員の口コミサイトを活用します。これは、実際に働いている人々の率直な意見や企業文化を知れるため貴重です。

さらに、企業の財務情報を分析しましょう。これにより、経営の安定性や成長性を把握できます。加えて、ニュースや業界レポートから企業の市場での位置づけや競合との関係も理解することが重要です。

企業研究はしっかり行いましょう。求人情報だけではわからない、マイナスな面が見つかるかもしれません。

求めている人材を求人情報から読み解く

求人情報に記載されている職務内容を細かく読み、日々何をするか、どのようなプロジェクトやタスクに取り組むことが予想されるかを理解します。

必要なスキル、経験、資格などの応募条件をチェックし、どのような能力や経験が求められているかを把握しましょう。

「あると望ましい」または「歓迎する」という言葉で示されるスキルや経験に注目します。これらは必須ではないものの、選考において有利に働く要素です。

体験談

わたしも優先順位の高い希望の企業については、かなり調べました。

企業が求めているスキルを調べて、そのスキルについて十分な経験があるということを職務経歴書や自己PRに記載することができました。

じろう
じろう

企業が求めている人材を分析することは重要です。職務経歴書や自己PRの際に、企業のニーズにあった自分の強みを、アピールすることができます。

企業が求めてる人材と自分の力量の比較

次は、各企業が求めている人材と自分の力量やスキルの比較を行いましょう。

スキルの対応付け

求人に記載されているスキル要件と自分のスキルを一つ一つ照らし合わせます。

直接的なマッチングだけでなく、似たようなスキルや転用可能な経験も考慮しましょう。

優先度の設定


企業が最も重視しているスキルに特に注意を払います。

どのスキルが職務において重要か、求人広告や企業のウェブサイトから推測します。

例えば、必須条件と歓迎条件で分けて重要を決定します。

強みの強調と弱点の評価

最後に、上記で設定した重要度毎に自分のスキルと企業が求めている人材のスキルの評価をおこないます。

自分の弱点や不足しているスキルについても認識することが重要です。

ここでは、自分と企業が求めている人材を比較して、自分が企業に求められている人材かの確認を行います。

重要度が高いスキルがマッチしていれば、採用の可能性が高くなります。一方で、重要度が高いスキルマッチしていなければ、採用の可能性が低くなります。

マッチはしていないがどうしてもその企業に転職したい場合は、重要度高いスキルを身につけてから挑戦しましょう。

体験談

一回目の転職の際には、大手企業のスキル要件にマッチできませんでした。


だから、大手企業に必要なスキルを身につけれる企業を選んで転職いたしました。そこで、スキルを身につけて2回目の転職で大手へ転職することができました。

転職エージェントに登録

次に、転職エージェントに登録するのをオススメいたします。


特に初めて転職される方は、必須だと考えております。以下のようなサービスが基本的に無料で受けられるからです。

転職エージェントで受けられるサービス
専門的なアドバイスが受けられる

非公開求人へのアクセス

履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ

面接対策

交渉サポート

専門的なアドバイスが受けられる

エージェントからキャリアプランニングや市場動向について専門的なアドバイスが受けられます。

体験談

キャリアカウンセリングの際に、転職したい業界の動向や転職活動についての疑問などを色々教えて頂きました。


学歴についても、大卒と応募要件に書かれていても、応募して採用される場合があると教えていただきました。

非公開求人へのアクセス

一般には公開されていない、エージェント限定の非公開求人へのアクセスが可能です。
そのため、転職サイトで調べた企業以外にも自分にあった企業が見つかる可能性があります。

体験談

転職サイトで調べていた企業以外に、数社自分の希望の職種がある企業を紹介して頂きました。

履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ


履歴書や職務経歴書の添削・アドバイスを受けることができ、より効果的な応募書類を作成することができます。

体験談

わたしも、このサービスには非常に助かりました。職務経歴書の添削を受けた際に、自分のアピールしたい部分の伝え方などを丁寧にアドバイス頂きました。


この職務経歴書があったため、転職に成功したといっても過言ではありません。

面接対策


企業の採用基準に合わせた面接対策のアドバイスが受けられます。
また、声のトーンや話し方からマナーに至る細部までアドバイスを受けることができます。

体験談

簡単なら模擬面接をして頂き、問題点を指摘してもらいました。


そのため、本番の面接では自信を持って臨むことができました。

交渉サポート

内定後の条件交渉や入社日の調整など、転職に伴う各種交渉をサポートしてくれます。

体験談


面接日の日程調整や入社日の調整などして頂きました。

自分だけで転職活動を行なっている場合は全て自分で調整する必要があったため、複数の企業との面接日の日程調整頂けたのは非常に助かりました。

履歴書・職務経歴書の作成

次に履歴書と職務経歴書を書きましょう。

基本情報の正確に書く


氏名、住所、連絡先、学歴、職歴などの基本情報を正確に記入します。

写真


職務に関連した適切な服装で、最近撮影された清潔感のある写真を使用します。

志望動機の明確化


志望動機では、応募する企業への興味と、どのように貢献できるかを具体的に記述します。

自己PR


自己の強みや特技、達成した成果を具体的な事例を交えて記述します。

履歴書、職務経歴書は正確に書く事が重要です。
誤字脱字のチェックは必ずしましょう。また、卒業年数や資格取得日なども正確な日付になっているか確認をしましょう。
もし、間違っていることが企業担当者に気づかれた場合、マイナス印象になります。

企業への応募

転職エージェントを利用している場合、履歴書、職務経歴書を提出したら添削をしてもらいましょう。そこで、頂いたアドバイスを基に、加筆修正を加えて、企業への提出です。

企業への提出も基本的には、転職エージェントが行なってくれます。

複数の転職エージェントを利用している場合、日程が被らないように注意が必要です。
また、複数企業に応募する場合は、現職の仕事の状況考えながら、応募する企業数を決めましょう。

応募する企業が多いと仮に、書類選考に通って、一次面接に進んだ場合、現職の都合で面接を断る必要があるかもしれません。非常にもったいないので、優先度の高い企業から応募することをオススメします。

チェックポイント

履歴書と職務経歴書は必ずコピーしておきましょう。いざ面接になった際に、何を書いていたかを忘れないようにするためにも重要です。

適正検査

書類選考が通ると、大手では適正検査をする場合があります。
SPI試験などが一般的に多いようです。

体験談

現在の企業に転職するときに、書類選考通過後、適正検査を受ける必要がありました。
初めての試験だったため、とりあえずテキストを購入して、勉強して試験に望みました。

初めて受けられる方は、一度テキストを購入して勉強することをオススメします。

全ての企業ではないかも知れませんが、現職の企業では、適正検査の点数で足切りをしていると採用担当者の方がおっしゃってました。だからある程度の点数は必要になると思います。

じろう
じろう

せっかく、書類選考に通っても適正審査で落ちたら意味がありません。しっかり対策しましょう。

面接

いよいよ書類選考や適正審査突破したら、面接になります。基本的には、1次面接、最終面接で行われるのことかが多いです。

履歴書や職務経歴書に書いたことを、しっかり復習して面接時に聞かれても答えれるようにしておきましょう。

特に、複数の企業の面接を同時期に行う場合には、個々の企業へのアピールポイントを間違えないようにしましょう。

体験談

わたしの受けた企業は全て、1次面接と最終面接での2回面接がありました。

1回目の面接では、応募したポジションに関わる部署の方と人事部の方との面談でした。

内容は主に、今までのスキルについて質疑がほとんどで、一般的なことから専門的ことまで細かく質問されました。

最終面接は、企業の経営者の方と人事担当者の方との面接でした。

こちらでは、細かい仕事のことではなく、将来的なキャリアプランなどを中心に確認されました。

じろう
じろう

面接日は、できるだけ早めに行動して心の余裕を持ちましょう。

内定と転職の決定

企業から内定の通知または、転職エージェントから内定の連絡があったら、内定の詳細をしっかり確認しましょう。

内定通知に記載されている職種、職務内容、勤務地、給与、福利厚生、勤務時間、休日休暇、入社日などを正確に理解することが重要です。

不明点や疑問点があれば、迅速に問い合わせて確認しましょう。

複数の内定がある場合は、それぞれの条件を比較し、自分のキャリアプランに最も適した選択をします。

ただし、内定の承諾には期限が設けられているため、期限内で決定することが必要になってきます。

体験談

わたしは幸い、第一志望の企業からの合格が一番最初にわかったため、内定を伸ばしてもらうなどの対応が必要ではなかったです。

面接のタイミングなどでは、第二志望や第三志望の企業からの合格通知が先に届く場合があるため、面接の日程から第一志望を優先することが重要です。

退職手続き

内定通知書の内容を確認して、転職の意思が固まったら、次は現職の退職手続きをしましょう。

退職の意向を伝える

上司には直接、丁寧に、そして可能ならば早めに退職の意向を伝えましょう。突然の退職は職場に負担をかける可能性があります。

退職の理由は、前向きなものにしておくとスムーズです。例えば、新しいキャリアへの挑戦、自己成長など。

退職日の決定

退職日は、雇用契約書や労働基準法に従い、通常は2週間から1か月前に通知するのが一般的です。

会社の規定に従って、適切な退職日を決定しましょう。

退職に関する書類の手続き

退職願や退職届を提出する必要があります。これらの書類は正式なものであり、退職の意向を明確にするために必要です。

引き継ぎの準備

残された業務やプロジェクトについて、後任者やチームメンバーへの適切な引き継ぎが重要です。

引き継ぎ文書の作成や、必要な情報の共有を行いましょう。

関係の円滑化

退職に際しては、同僚や上司との関係を良好に保ち、感謝の気持ちを伝えましょう。

体験談

わたしは、転職の1ヵ月半前ぐらい退職の意向を伝えました。

そこから、引継ぎ資料の準備を行い、最後の3週間は有給消化させて頂きました。

会社に迷惑をかけないためにも引継ぎは時間をかけて丁寧に行いました。

転職準備

現職の退職手続きが終了したら、新しい会社へに準備を始めましょう。

必要な書類の準備

新しい職場に必要な書類、例えば健康診断書、身分証明書、銀行口座の情報などを準備します。

生活環境の調整

勤務地が変わる場合は、通勤ルートの確認、引越しの準備などを行います。

必要に応じて、住居の変更や生活環境の整備を行うことも考慮しましょう。

心の準備

新しい職場での新たなスタートに対する心構えを整えます。

ストレス管理やワークライフバランスの計画も重要です。

体験談

健康診断など自分で調整して行う必要があったため、それなりに手間がかかりました。

また、新しい職場での不安もあり、予想以上のストレスがかかりました。

【工業高校卒で大手への転職を成功させた方法】 まとめ

今回は、私の経験を基に工業高校卒業者が大手企業へ転職する際の具体的なステップを紹介しています。

工業高校卒で、大手への転職では、実務経験によるスキルが重要になります。

私のまわりを見ても、実務経験やスキルがあるのに、見合った待遇を受けれていない人をよく見かけます。

だから、学歴を気にせずに自分の力量に見合った職場を見つけて頂きたいと考えて、今回は記事を作成しました。

ぜひ、記事を参考にして頂き、まず転職活動は始めてほしいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。